[デイリーポスト=キム・ジョンウン記者] 韓国の大手酒類企業ハイト進路が意図的に偽装系列会社を隠したことが関係当局に摘発された。ハイト進路の系列会社は、オーナーのバク・ムンドク会長の甥やいとこなど親戚などが株式を有している子会社を9年間にわたり、申告せず運営してきたことが明らかになった。公正取引委員会(以下、公取委)は、オーナー親戚所有の子会社を遅れて申告したハイト進路を対象に公示対象企業集団申告及び資料提出の義務違反の疑いで現場調査に着手、バク・ムンドク会長の検察告発に乗り出す見通しだ。ハイト進路は昨年公示対象企業集団の指定当時、5つの企業を追加して、合計17の系列会社を申告した。この5社は