李副会長、経営権継承疑惑・労組問題などについて謝罪

デイリーポスト=李在鎔サムスン電子副会長、国民謝罪

 

【韓国デイリーポスト=キム・ジョンウン記者李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長がこれまでサムスンが犯した様々な便法、違法、不法、そしてグループの経営権継承過程で起きた疑惑などについて、国民謝罪と再発防止を約束した。

李副会長は「今日のサムスンは、グローバル一流企業に成長したが、その過程で法と倫理を厳格に遵守できなかった」とし「このすべてが私の誤り」と頭を下げた。

グループの経営権継承過程の疑惑とサムスングループ創業以来維持されてきた「無労組経営」の終息についても言及した。

李副会長は「経営権問題で論争になったり、便法に頼って倫理的だと指摘を受けるようなことはしないという点をこの席ではっきりとお約束する」とし「ただ会社の価値を高めることだけに集中していきたい」と述べた。

李副会長は「私の子女には経営権を譲らない考え」とし「かなり以前から気持ちの中に置いていたものの外部に明らかにするが怖かった」と説明した。

韓国内の大企業が労組を運営しているが、創業以来、82年間無労組を固執してきた点について謝罪し無労組経営の終息と労組活動の前向きな立場も表明した。

彼は「これまでサムスンの労働組合の問題で傷を負ったすべての方々に心から謝罪したい」とし「労使関係法令を遵守し、労働3権を確実に保証して労使の和合と共生を図る健全な労使文化の定着に努める」と改めて強調した。

李副会長は「外部の叱責やアドバイスを開かれた姿勢で聞き、低い姿勢で、一歩近寄る」とし「遵法は決して妥協できない価値であり、遵法サムスンの文化に根付くようにする」と付け加えた。

 

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